kokeshiのブログ

文章に書き慣れるための筋トレブログ。自由に好きな事かいています。

実家の犬エピソード



猫と犬を飼っていた時期があります。
柴犬と、猫の兄弟二匹。
今はもういませんが、それぞれのエピソードを少しお話します。

小さい頃からどんなに犬、猫を飼いたいと言っても許してくれない家でした。よく姉と捨て猫を拾ってきては、親に反対され泣きながら戻しに行ったものです。それに懲りたので捨て猫、犬に近寄らないようにしていました。

飼いたい熱がおさまり、何年かしたある日突然家に生後3ヶ月の柴犬がやってきました。
親の気まぐれで急に飼う事になったその時、私は素直に喜べませんでした。どちらかというと怒っていました。あれだけ反対していたのに今更飼うだなんて。でも目の前にいる小さくモフモフした生き物は可愛い。この犬に罪は無い。時間にしたら20秒ぐらいで私の怒りはおさまり、骨抜きにされ溺愛していました。

初めて飼った犬だったせいか、しつけがうまくいかず、とにかくよく噛む犬でした。地獄の番犬ケルベロス化した我が家の犬に家族全員噛まれました。番犬じゃなくて狂犬でしたね。
私と真ん中の姉は手足を噛まれました。上の姉は乳を。(なぜそんなところを噛まれたかはいまだに謎)1番酷かったのは母で、手を何針か縫うほどの噛まれ方をしました。父親も手足を噛まれて、さらには犬と狭い室内で追いかけっこして足を角にぶつけ骨折しました。骨折は父親の不注意で犬は悪く無いですね。

内弁慶だった我が家の犬はとにかくよく吠えました。ある日また吠えているな〜と、犬小屋を何気に見に行ったら、野良猫が小屋に図々しく入り込み住んでいました。なるほど、そりゃあ吠えますね。猫に住処を奪われるほどアカンたれな我が家の犬。その次はカラスに餌を食べられ吠えていました。完全に舐められてます。

そんな我が家の犬ですが、身体に爆弾を抱えていたみたいで、手術をして腫瘍を取り除いたらすごく温厚な犬になりました。もしかすると、訳のわからない痛みにずっとイライラし、噛んでいたのかと思うと心が痛みました。
その後5年ほどして老衰で天国に行きました。18歳でした。人年齢にしたら約90歳。頑張って長生きしてくれました。ありがとう。

次回は我が家の猫エピソードをお話ししたいと思います。