間接キスっていつから意識しなくなった?
間接キスって言葉を久々に思い出しました。
何だかくすぐったい感じがします。
思い出したきっかけは、何度か娘に「お母さんが飲んだお茶はイヤ」と拒否され、そういえばまわし飲みして、飲み口がかぶったら間接キスといっていたなぁ……と。
間接キスの言葉自体はどうでもよくて、私は娘から自分の口を付けたお茶を拒否られた事にショックを受けていました。村長の勧める謎飲み物を拒否して飲まない、よその村からきた若者のような……、そんな感覚でした。
なんか……ちょっと違いますね。
とにかく親子だし、同性だし。息子が嫌がるならまだしもねえ。確かに自分も、父親の口がついた飲み物は抵抗あるので気持ちがわかります。でも同性の娘に拒否され、自分がバイキンになった気分で悲しかったのです。
そういえば、自分自身も小学生ぐらいまではそういったことに敏感だったように思います。例えばみんなでジュースのまわし飲み。同性なら問題なしでしたが、異性となると気になったり、周りが冷やかしたりしたような……。
いつからまわし飲みが平気になったか、記憶を辿っていくと周りに彼氏彼女が出来だした頃かな?と思います。ファーストキスを済ませた頃には間接キスがどうのこうの言わなくなったかもしれません。もしかすると娘は大切なファーストキスを守っているのでしょうか? まさか好きな男子がいて、そのために嫌がっているのかもしれません。それなら、大事に守ってあげなくては。
もしかしたら好きな男子がいるのかも説が、自分の中で浮上しました。気になったのでダイレクトに娘に聞いてみました。
私「なんでお母さんが飲んだ飲み物嫌がるん〜〜?」
娘「だって口つけたから〜〜」
私「それってなんで嫌なの〜〜?」
娘「だって汚いから」
だって汚いから。
そうですか……。お母さんはやっぱりバイキンでしたか……。
もしかしたら娘の初恋相手の話が聞けるかと思ってワクワクした気持ちは瞬時に崩れ去りました。
ちなみに息子も私が頬にキスすると、迷惑そうに頬を高速フキフキします。
結論:kokeshi母さんは子どもたちからバイキン扱い。