左手死んでるよ
我が家には5歳の息子と8歳の娘がいます。
まだまだ手がかかる年頃なので、あーしなさい、こーしなさいと一日中怒ってしまう事も。怒ってばかりの自分も嫌になるし、子供達も全然言う事を聞きません。どう教えれば良いのか毎日試行錯誤しています。このあいだ姉と育児の話をした時に効果があった上手な怒り方の話題が出たので紹介したいと思います。
私には6歳上の姉がいて、お互いが同じ年頃の子どもをもつ親同士、会えば8割育児の話をしています。
姉「なんか声が枯れてない?風邪?」
私「もう怒ってばかりで声がバサバサやねん」
姉「あー、うちも毎日怒ってばかり」
私「もう何回も同じ事言っても聞かないし疲れたわ……」
姉「あれなんでやろね、何回も言ってもなおらんの」
私「そうそう、ご飯食べる時に茶碗に手をを添えないからひっくり返してね、毎回手を添えなさいって言うけど一向に治らない。」
姉「あー、、あるある。何度言ってもヘラヘラしてるしイラ!ってする」
私「うちの子はすっごい不機嫌になる。こちらは茶碗ひっくり返して欲しくないから必死に注意するけど、聞いている本人は迷惑そう。もう注意したくない、、」
姉「あ、でもこないだ違う怒り方したらちゃんと聞いてくれたよ」
私「なんて注意したん?」
姉「左手死んでるよ」
私「え?」
姉「これ一回言ったらすぐ手を添えるようになった」
私「ほんと?ちょっと今度やってみる」
姉から新しい注意の仕方を教わったので、早速その晩娘に試してみました。
私「あ、左手死んでるよ。」
娘「⁈」
私「ほら、だら~んなって死んでる」
娘「うふふ」
娘は笑いながらすぐに左手を茶碗に添えてくれました。いつもだったら娘も私もお互いイライラして、せっかくの晩御飯も嫌な雰囲気になっていたのが一発で改善されました。
「左手死んでるよ」は我が家では効果ありました。その後も2回ほど左手死んでるよを使いましたが、今では何も言わなくても左手を添えて食事をしてくれるようになりました。